紫外線を浴びるとシミ、ソバカスが濃くなる [美容情報]
紫外線を浴びるとシミ、ソバカスが濃くなる
シミ、ソバカスとは、皮膚不にメラニン色素が沈着し、
その部分が濃く見える状態のことです。
メラニン色素とは、人が日光を浴びた時、
紫外線から体を守るために生成されるものです。
皮膚細胞の中で紫外線を吸収することで、
紫外線の影響から体をバリアする機能を持っています。
本来この色素は皮膚のターンオーバー(新陳代謝)により
1ヶ月半程度で垢となって体外に排出されるものです。
しかし、紫外線や女性ホルモンの影響でメラニン色素の生成が
過剰になったり、肌のターンオーバーのリズムが
乱れたりすることによってメラニン色素が蓄積していしまいます。
それが、皮膚に沈着することで、シミやソバカスとして
目立つようになるのです。
シミ、ソバカスの種類は
日光性色素班、雀卵班、肝班の3つに分けられます。
遺伝の要因が強いもの、妊娠、出産の影響を受けるものなど、
特徴はさまざまですが、いずれも紫外線を浴びると
色が濃くなる性質を持っています。
◆きちんとした紫外線対策
大切なのは、原因となる紫外線を防ぐことです。
紫外線は春から初秋にかけて強くなりますが、
今年のような猛暑では紫外線も強まるばかり、
紫外線対策は欠かせません。
日焼け止めを2~3時間おきに塗り直し、顔や首だけでなく
耳の後ろや鎖骨も忘れずにケアすること。
外出する時は長袖のシャツを着て、日傘をさすのも効果的です。
また、10~14時は紫外線量が最も強まる時間帯です。
外出は避け、どうしても外出しなけれなならない場合は
サングラスをプラスしてください。
紫外線は目からも吸収されるので、
しっかりブロックするすることが重要です。
ただし、色の濃いサングラスは視界を暗くし、
瞳孔が開くことで紫外線の吸収量が増える場合があります。
色の薄いUVカット用のサングラスを使用してください。
◆肌の新陳代謝を妨げない生活が大切
肌のターンオーバーを妨げる行動を避けることも
シミ、ソバカス対策には効果的です。
たとえば、喫煙、タバコに含まれているニコチンは
毛細血管を収縮させて血の巡りを悪くします。
そしてその結果、皮膚のターンオーバーが
妨げられてしまうので喫煙はできる限り控えてください。
また、睡眠不足の解消も有効なケアの一つです。
皮膚の新陳代謝は、夜に活発に行われます。
そのため、夜はしっかり体を休めて十分な睡眠をとることが
肌を健康に保つコツなのです。
◆美白化粧品や内服薬の使用
ホワイトニング効果のあるクリームの使用もオススメです。
美白化粧品は、日焼けなどによるメラニン色素の生成や沈着を
防ぐため、シミ、ソバカスが増えたり濃くなったりするのを
防いでくれます。
また、市販の内服薬を兼用させて使用し、
体の中から対策をするのも有効です。
内服薬によって肌の新陳代謝を正常化し、
メラニン色素を無色化することで、
効率よくシミ、ソバカスを解消してください。
◆紫外線の特徴に合わせた効果的な対策を
シミ、ソバカスの最大の予防法は、発症の原因となる
紫外線を徹底的にブロックすることです。
紫外線の特徴である、
・南に行くほど強くなる、
・春から秋に初秋にかけて強くなる
・10時~14時が最も強い
という3つのポイントを抑え、
効果的に予防することが大切です。
春から秋は必ず日傘やサングラスを持ち歩く、
外出の時間を日中から夕方にずらすなど、
ちょっとした工夫が重要になります。
また、メラニン色素の生成は
ストレスも関係していると言われています。
自分なりのリラックス方法を見つけ、
睡眠時間も多くとり、
心身ともに健康な生活を心がけることが大切です。
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2013-07-12 17:44
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