暑い夏、疲れた胃腸の働きを高めるビタミンＵを摂取して胃潰瘍、十二指腸潰瘍を予防

暑い夏、疲れた胃腸の働きを高める
ビタミンＵを摂取して胃潰瘍、十二指腸潰瘍を予防

猛暑が続くこの季節は、
普段より体力が消耗するため体の不調につながります。

冷たい物の飲みすぎや、
きちんとした食事が摂りにくいため、
胃腸の調子が悪くなりがちです。

現代では大きなストレスにより、
胃腸の不調を感じている人も多いのですが、
この暑さで食事が偏り、冷たい物の摂り過ぎで
胃腸はさらに弱ってしまいます。

胃腸は摂った食べ物から
栄養を吸収する大事な役割をしています。

胃腸の働きを高める効果がある栄養素としては
ビタミンＵです。
ビタミンＵは、アミノ酸の一種であるメチオニンの
誘導体の構造を持つ、ビタミン様物質です。
（ビタミンに類似した作用を持つ物質）

キャベツなどに多く含まれていて、
胃潰瘍や十二指腸潰瘍を防止する働きがあると言われています。
また、ビタミンＵには、
肝機能を改善する働きがあるとも言われています。

ビタミンＵは、体内で生成されるものではないので
体の中にはもともと存在していません。
そのため、効果を得るためには食品などで
摂取することが必要です。

このビタミンＵが特に注目されている働きは、
胃潰瘍や十二指腸潰瘍、胃炎の予防と改善です。

ビタミンＵは、胃腸の粘膜の代謝を活発にし、
壊れた組織を修復しやすくして、胃や腸の潰瘍などを
治りやすくする効果があると言われています。

さらに胃酸の量を調節し、胃の働きを整える働きがあるとも
報告されています。
そのため、よく胃に痛みを感じる人や、お酒を飲み過ぎて
胃腸の調子が悪いという人が、日常的に摂取すると効果的です。

ビタミンＵには、肝障害を改善する働きがあるとも言われています。
コレステロール脂肝に対して、
肝臓や血清中の脂質を減少させる効果が確認されていて、
生活習慣病の予防にもその効果が期待されています。

こんな人にオススメです。
●胃の粘膜が荒れている
●胃、十二指腸潰瘍が心配
●よく胃に炎症や痛みを感じる
●お酒を飲む機会が多く、胃に不快感がある。
●鎮痛剤を服用する事が多く、胃の不調を感じている

ビタミンＵが含まれている食品

ビタミンＵを多く含む食品としては、
キャベツ、レタス、セロリ、アスパラガス、パセリなどの
野菜の他、青のりなどに含まれています。

ビタミンＵを口から摂取すると、腸で吸収され、
血中での濃度を増していき、
2時間後に血中濃度が最高になります。
その後、徐々に血中から消滅し、
最終的には体内に蓄積されることはありません。

摂取のコツとしては

ビタミンＵは、熱に弱いので、
新鮮な素材を生で食べることが効果的です。
生ではなかなか多く摂取しづらかったるり、
食べにくい場合もあるので、強火でサッと炒めたり、
煮汁ごと食べられる料理やスープにすることをオススメします。

また、ビタミンＵは体内に蓄積されないので
胃腸の調子を整える目的で持続的に効果を得たい場合は
料理で、朝、昼、夜と1日3回摂取した方がよいです。

※摂取時の注意
アセトアミノフェンが含まれる解熱鎮痛剤を服用している時は
キャベツや芽キャベツ、ケールを同時に摂取するのは
避けてください。
キャベツなどに含まれる成分により、
アセトアミノファンの薬物代謝酵素が誘導され
薬の効果が弱まるおそれがあります。

暑い夏を涼しく乗り切るさっぱりサラダ

材料・・キャベツ：150ｇ
　　　　ワンタンの皮：3枚
　　　　カイワレ、ニンジン、きゅうり：各適量
　　　　揚げ油：適量

　　　　白ゴマ：大１
　　　　マヨネーズ：小２
　　　　味噌：小１　
　　　　ごま油：大１
　　　　麺つゆ：小２
　　　　塩、コショウ：適量

１、ワンタンの皮は5ミリ幅に切り、
170℃の油でこんがり揚げる

２、キャベツ、ニンジンは千切り、
きゅうりは斜めにスライスしてから千切り、
かいわれが根を落ちして半分に切っておく

３、ゴマ油はフライパンでから煎りしておく

４、ボウルに３を入れ、すりこぎで粗くつぶし、半ずりする
ごま油、マヨネーズ、麺つゆ、味噌を加え合わせたら
２をあえる
塩コショウで味を調える

５、４を器に盛り、１をあしらう

ワンタンの皮のかわりに、
餃子の皮や生春巻きの皮でも大丈夫です。

また、スパゲティーを挙げてから短く折っても
子供さんが喜ぶかもしれませんね。

ドレッシングを作るのが面倒、時間がないという人は
市販の胡麻ドレッシングでを使ってもいいと思います。

サラダは食事の一番始めに食べるようにすると
ダイエット効果もアップしますよ。



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