「くちびる」乾燥からくるトラブル

「くちびる」乾燥からくるトラブル

くちびるは顔の印象を決める大切な部分のひとつです。
いくらしっかりメイクをしようとしても
くちびるが荒れていては口紅もキレイに塗れません。

１０～５０代の女性を対象にアンケートを取った結果は
くちびるの悩みでは一番が乾燥でした。

１０代～２０代では皮むけやひび割れ。
年齢を重ねるにつれてくすみや輪郭のぼやけなど
加齢に伴う悩みが増えていきます。

いつまでもぷるぷるでツヤツヤのくちびるでいるためには
お肌と同じようにしっかりケアすることが大切です。

◆くちびるは他の部位よりデリケート
くちびるがすぐに乾燥してしまう理由は構造にあります。
くちびるは角質層が薄く、皮視線や汗腺がありません。

そのため、水分が蒸発しやすく、バリア機能が他の部位よりも
低くなっています。
また、メラニン色素が少ないため、紫外線ダメージを受けやすく、
くしみや色ムラが発生しやすい部位でもあります。

お肌と粘膜の中間のような構造をしているので
とてもデリケートなのです。

◆リップクリームは朝、日中、夜と使い分ける
リップケアは毎日の積み重ねが大切です。
朝・・・日中、夜とそれぞれのケアポイントに注意することが
必要です。

朝、口紅やグロスを塗る前に、下地としてリップクリームを使うと
ノリがよくなります。
下地として使用する場合には、ツヤのないマットタイプの
リップクリームがオススメです。

日中・・・乾燥が気になった時に、ちょこちょこ塗りをしてください。
口紅の塗り直しも忘れずに。
また、日差しの強い日はＵＶケア成分の入ったリップクリームを
塗って紫外線から守りましょう。

夜・・・思った以上に乾燥しやすいのが就寝中です。
お休み前にリップクリームをたっぷり塗って乾燥を防ぎます。
とくに保湿効果の高い夜専用タイプがオススメです。

夜のケアで翌日のくちびるの状態が変わってきます。

◆リップクリームでくちびる美人に

リップクリームの特徴
・ベーシックタイプ
シンプルに潤い効果を追求したポピュラーなタイプ。
口紅の下地にもオススメです。

・ウォータータイプ
水のようにスーッとのびて、軽いつけ心地。
付けた後は適度なツヤ感のあるくちびるに。
リップクリームのベタつきが気になる人にオススメ。

・医薬品タイプ
抗炎症成分、殺菌成分配合で荒れた炎症を抑えます。
くちびるのカサカサや皮むけが気になる人に。
チューブやジャータイプがあります。

・メントールタイプ
メントールの薬効でくちびるの荒れを予防します。
荒れやひび割れが気になる方にオススメ。
スーッとした香りでリフレッシュ。

・高保湿、付加価値タイプ
普通のリップクリームの保湿効果では物足りない人に。
高保湿だけでなく、ツヤ感のある商品もあります。

・フレーバータイプ
塗るたびにちょっとした気分転換ができる香り付き。
うるおいにプラスしてリフレッシュ＆リラックス効果が欲しい人に。

◆リップクリーム活用術

・カサカサになってしまったら
絶対にしてはいけないことは、自分でくちびるの皮をむくこと。
カサカサになった場合は、リップクリームをたっぷり塗って
その上にタップをするパックがオススメです。

また、リップクリームを塗ってお風呂に入ったり、
お湯を入れたカップをくちびる近くに持ってきて
蒸気をあてるのもよいでしょう。

・場面や気分で使い分ける
いつでもどこでも気になる時にリップクリームが塗れるように
家用リップと会社用リップなど、何本か用意しておくと便利です。
寝る前は保湿力の高いもの、外出時は香り付きなど、
使い分けるのもオススです。



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タグ：皮むけ 乾燥 くちびる