普段から脚の親指側に体重をかけることで美脚を手に入れることができます。

普段から脚の親指側に体重をかけることで 美脚を手に入れることができます。

正しい歩き方（美しい歩き方）をすることで
無理なく美脚を手に入れることができます。

美しい歩き方とは、
「まっすぐな姿勢で脚を大きく動かして歩く」ことです。
脚を大きく使うと、代謝や脂肪燃焼量がアップします。
また、余分な筋肉を使わずに歩けるので
脚が太くなる原因である筋肉太りも起こす心配もありません。

不要な脂肪だけが落ち、スラッとした、
それでいて健康的なメリハリ脚になることができます。

また、毎日の簡単なエクササイズで歩く時に脚を支える
インナーマッスルを鍛えることで、
脚を大きく使った美しい歩き方ができるようになるので
効果的です。

◆腰周りの筋肉を強化する

美脚のポイントは美しい歩き方。
そのためには、腰周りの筋肉、
とくに背骨と大腰筋（太ももの筋肉）を結ぶ
骨盤と腸骨筋が大切です。

どちらも脚を支える土台であり、
歩くときに脚を出したりする動作で使われる筋肉です。
この筋肉は上半身と下半身の要にもかかわらず、
衰えやすい部分でもあります。
退化が進んで、腰痛の原因になってしまう事もあります。

この二つの筋力がアップすると、歩くときに脚が曲がらず、
大きく脚を動かして美しく歩けるようになります。

◆お尻の上側の筋肉を強化する

もうひとつ大切なのは、中殿筋というお尻の上側の筋肉です。
お尻の一番大きいところの筋肉である大殿筋の、
その上側が中殿筋です。
脚を上げ下げするのに関わり、脚をゆがませずに、
美しく動かすのに使われる筋肉です。

バレリーナや陸上選手の後ろ姿を見ると、
この中殿筋が発達しているのがわかります。
お尻がキュッと上がっています。
中殿筋の強化にはヒップアップの効果があり、
腰の位置が高く見えることでスラッとした長脚に見えるのです。

◆体重を親指側にかける

美脚には、足の裏への体重のかけ方にもポイントがあります。
普段立っている時、足の裏のどこに体重をかけていますか？
美脚のためには、両足の親指を意識して、
体重を内側にかけることが大切です。
そうすることで内股の筋肉が強化され脚が引き締まります。

逆に小指側に体重がかかると、太ももが外側に開いてしまいます。
電車を待っている時など、ついついそんな姿勢になりがちですが、
これはＯ脚や外反母趾の元です。
そればかりか、太ももの外側の筋肉が発達して盛り上がり
脚が太く見えるようになってしまいます。

ダイエットのためにウォーキングをしていても、
体重を外側にかけていては逆効果です。
エクササイズなどではもちろんですが、
普段の生活から、体重を内側にかけるように意識してください。

●エクササイズの例（腰周りの筋肉、お尻の上側の筋肉を強化する）

１、お腹をへこませて、足の親指を意識しながら
まっすぐ立ちます。
そこから、片方のひざを上げ、ひざをゆっくりと外側に向けます。
上げた脚と反対の手は、壁や椅子につかまってもかまいません。

２、ひざを曲げたまま、脚のひざから下をゆっくり後ろに滑らせます。
腰は正面に向け、傾かないように意識して、
脚だけを後ろに動かすように注意してください。
この状態で10秒キープし、反対側の脚も同様に行います。
左右10回ずつ入浴前と入浴後に行ってください。

※、立つ時は体重を足の親指側にかけます。
脚を後ろに滑らせる時はゆっくり動かすと効果がアップします。

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