「女性ホルモン」は若さと美しさを司り、心臓病や認知症、骨粗鬆症も予防する [女性ホルモン]
「女性ホルモン」は
若さと美しさを司るだけでなく
心臓病や認知症、骨粗鬆症も予防します。
女性ホルモンは脳の下垂体から指令が出され
卵胞刺激ホルモンがつくられると
卵巣からエストロゲンという女性ホルモンが分泌されます。
女性ホルモンは女性の健康に大きく関わります。
ホルモン分泌の減少や乱れがあると
更年期障害の不定愁訴
(のぼせ、ほてり、発汗、倦怠感、イライラ、頭痛など)
骨粗鬆症、動脈硬化、高血圧、心疾患、認知症、
肌や髪のトラブル等にも関係します。
自律神経や免疫系のバランスを崩すこともあります。
◆女性ホルモンが減り30代で更年期を迎える例もあります。
女性ホルモンは30代の後半になるとじわじわと分泌量が減り
50才前後の閉経で激減します。
閉経すると、成人期に比べて70%~90%も低下し、
更年期障害と呼ばれる様々な不定愁訴を招きます。
エストロゲンの作用が急に失われることで
骨粗鬆症や動脈硬化なども引き起こされやすくなります。
また、体がもう妊娠しないと認識してしまい
卵巣をはじめとする臓器が小さくなるほか
ウエストのくびれなどが失われてしまいます。
また、女性ホルモンは体や脳の血流にも関わっているため、
動脈硬化や高血圧、認知症も招きやすくなります。
最近では肥満や過度のダイエット、ストレスなどの影響で
20代でも更年期に似た症状に悩まされる人がいます。
これは若年性更年期と呼ばれ、
ひどいと30代で閉経する例もあるようです。
◆鉄分が不足すると女性ホルモンが運ばれない
女性ホルモンをバランスよく長く分泌することが
女性が女性らしく生きるためのカギです。
そのためには、まず食生活では、
女性ホルモンの材料となるコレステロールやたんぱく質の他
ビタミンC、Eやポリフェノールなどの
抗酸化物質をよく摂るように心がけてください。
活性酸素は卵巣にダメージを与えます。
大豆のイソフラボンを摂れば
体内で女性ホルモンと同じ働きをします。
以外に見逃しがちなのが女性がなりやすい貧血です。
血液不足ではせっかくの栄養素が卵巣まで運ばれません。
また、骨盤エクササイズや骨盤体操で
骨盤周りをあたためて血流を良くしましょう。
それだけで、なかなか子供を授からなかった女性が
自然に妊娠したという例もあります。
女性ホルモン力アップと言えば
女性ホルモンの肩代わりをする大豆イソフラボンや
エストロゲンなどが知られていますが、
女性に多い貧血対策もしっかり摂るようにしましょう。
特に月経のあるうちは鉄分の欠乏が多くみられます。
レバー、ホウレン草などのメニューで
鉄、銅、ビタミンB12、葉酸など造血作用のある栄養素を
忘れずに摂りましょう。
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タグ:女性ホルモン
2012-11-28 16:58
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