治りにくいことが多く繰り返し発症する大人ニキビの原因と対策と予防

治りにくいことが多く繰り返し発症する
大人ニキビの原因と対策と予防

日本人の90％が経験すると言われているニキビ。
とくに近年、20代以降に発症する「大人ニキビ」に
悩む人が増加しています。

その原因はストレスや月経によるホルモンバランスの乱れ、
睡眠不足、食生活の乱れなどが重なったもの。
肌質や季節に関係なく起こり、治るまでに時間がかかるため、
正しい対処法を知らないと長期間悩むことになりかねません。

◆皮脂の過剰分泌や角質機能の低下が原因

大人ニキビの主原因は、ホルモンバランスの乱れなどによって起こる、
皮脂の過剰分泌や皮膚の代謝異常です。
これにより、皮脂が溜まって毛穴がふさがり、
皮膚が盛り上がって初期のニキビになります。

その後、刺激を受けてアクネ菌が増殖すると炎症が発生。
悪化するとニキビ痕になることもあります。

◆季節や肌質に関係なく治りにくいのが特徴

思春期にできるニキビと異なり、
肌質や季節に関係なく発症するのが大人ニキビです。

とくにできやすいのは、あごや頬、口の周りなどのＵゾーンです。
脂性肌より乾燥肌の人に多く、
肌の乾燥により角質機能が低下してしまうことも、
大人ニキビの発症に関係すると言われています。

大人ニキビの原因はストレスによるホルモンバランスの乱れや睡眠不足、
便秘など、生活習慣のさまざまな要因が重なったものです。
治りにくいことが多い上に、
同じ場所に繰り返し発症し、痕が残りやすいのも特徴です。
そのため、治療や予防には毎日のケアが必要になります。

◆大人ニキビの予防として

ストレスと肌への刺激を解消すること
大人ニキビは、ホルモンバランスや生活習慣など、
さまざまな要因が重なって発症します。
ですから予防には、毎日の積み重ねが欠かせません。

とくにストレスはホルモンバランスに影響を与えるものです。
趣味を楽しむ、体を動かすなど、
自分なりのストレス解消法を見つけることが大切です。

また、肌に刺激の少ない生活を心がけましょう。
肌環境にストレスを与えるため、喫煙、紫外線の多い場所、
不規則な生活は避けましょう。
これらの小さな積み重ねがニキビのない健康な素肌への近道です。

◆大人ニキビの対処法として

肌をこすらず洗顔
もっと肝心な日常のケアは洗顔です。
毛穴が詰まらないように、皮脂や汚れをきちんと落としてください。
ただし、すでに炎症を起こしている場合、強くこすると悪化する可能性があります。
よく泡立てた石鹸や洗浄剤で、優しく洗いましょう。
また、帰宅後はすぐにメイクを落とすこと。
洗浄剤が残らないよう十分すすぎ、
保湿効果があって油分の少ないクリームで肌を潤し、
皮膚への負担を減らしましょう。



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