多汗症の対処法 [健康]
多汗症の対処法
多汗症で悩む人が増えていますが、
これからの季節は徐々に気温も上がり、
冷房の効いた部屋も多くなります。
冷房が効いている部屋から急に出ると、
体温調整がうまくいかずに、多くの汗が出てしまいます。
室内外を出入りする時には、
玄関先や日蔭など、外より少し気温が低い場所に
少しの間とどまり、汗腺を暑さや寒さに慣らしてから
移動すると汗の量が抑えることができます。
◆精神性発汗には開き直りと呼吸法が有効です。
精神性発汗への対処法は、
第1に「汗をかいたらどうしよう」という不安を減らすことです。
夜眠れないときに無理に寝ようとしても
なかなか眠れないように、汗を抑えようと意識すると
余計に汗をかいてしまいます。
ですから、「汗をかいてもいい」と汗を受け入れ、
開き直る姿勢が大切です。
不安が和らげば、汗も自然に減少していきます。
また、ゆっくり呼吸をすると、心が落ち着くので
呼吸法を覚えるのも効果的です。
まず、正座かあぐらをし、8秒間かけて息を吐き出します。
次に、4秒間かけて自然にお腹で息を吸い込みます。
最後に16秒間息を止める方法です。
これを毎日数回繰り返してみてください。
◆飲み物は温かいほうが汗は減少する
汗をかきたくないから水分を控えるという人もいますが、
汗には体温調節という大切な役割があるので、
水分をセーブしても体温が上がれば、
それを下げるために汗をかきます。
逆に暑いのに汗を気にして水分をとらないでいると、
脱水症状や熱中症になる危険があるので
水分はきちんと補給することが大切です。
ただし、飲むなら冷たいものより、温かいものが
オススメです。
冷たいものを飲むと一時的に汗も引きますが、
体に熱がこもるため、かえって多くの汗が出ます。
一方、温かいものを飲むと、飲んだ直後は汗が増えますが、
その汗が体温を下げてくれるので、その後は涼しくなり
汗も少なくなります。
◆汗をきっちり拭き取るのは逆効果
汗の拭き方も重要です。
皮膚の上で蒸発することで体温を下げるため、
体温が下がれば結果的に汗も減ります。
しかし、汗をかくたびにしっかり拭いていると、
皮膚の上で汗が蒸発しないので体温が下がらず、
汗が出続けることになります。
汗は軽く拭く程度にし、皮膚の上は少し湿った状態に
しておきましょう。
濡らしたタオルを使うと匂いも抑えられます。
デオドラント剤は原因ごとに使い分けるのがコツ。
精神性発汗の時は、制汗作用のあるものを。
アポクリン汗腺が原因の時は、雑菌作用が強いものにしましょう。
精神性発汗の人が雑菌作用の強いものを使うと
害のない菌まで殺してしまい、
逆に匂いを発生する場合があるので
注意してください。
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モリンガの小粒
2013-03-30 18:50
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