「口臭」の原因と予防

「口臭」の原因と予防

これからは出会いの多い季節です。
スッキリした息で明るく迎えましょう。

◆唾液の分泌が不足して起こる「生理的口臭」

口臭の原因には色々ありますが、そのほとんどが
口内の汚れに関わると言われています。
口臭には大きく分けて2種類あり、その１つが「生理的口臭」です。

唾液の分泌不足が引き起こす、
私たち誰でも起こりうる口臭です。

唾液は口の中をうるおし、
口内の細菌を洗い流す働きをもつものです。
そのため、睡眠によって唾液の分泌は減少している
起床時などは口内に菌が増えて口臭が起こりやすいのです。

また、生理的口臭は、
ストレスやホルモンの影響によっても起こります。

女性はとくに、月経に１週間前や閉経後は
唾液の分泌が減少するので、急に自分の口臭が気になることも
多いようです。

◆口内環境が悪化して発生する「病的口臭」

口臭の種類の二つ目は｢病的口臭」です。
そのほとんどが口内環境の悪化により発生しています。

葉に歯石が溜まって繁殖したり、虫歯を放置したりすると
歯ぐきが炎症を起こして腫れあがり
その中に汚れや食べかすが詰まりやすくなります。

そして細菌が口内の食べカスを分解して
口臭の元を作るのです。

この状態が続くと歯ぐきから出血したり歯周病になったりしやすく
歯ぐきが膿んでさらなる口臭を引き起こすこともあります。

胃円や糖尿病、抗生物質、風邪薬など口内以外の要因で
口臭が発生することもあります。
しかし、ほとんどの口臭は舌や歯の汚れにあると考えられます。

注意すること
◆喫煙、コーヒー、味の濃いものも口臭の要因になります。

口臭の原因は生活習慣から作られることもあります。
その１つは喫煙です。喫煙は高温の煙を吸い込むことで
歯ぐきを低温火傷させ、血流を抑制。
唾液の分泌を減少させます。

コーヒーにも唾液抑制の作用があるので
タバコとコーヒーをどちらも好む人は特に気をつけましょう。

食べるのが早く租借が不十分な人、就寝前まで物を食べている人も
口内に食べカスが残りがち。口臭を起こしやすいと言えます。

また、濃い味付けを好む人も要注意です。
化学調味料などで濃く味付けされた食べ物は
唾液と混ざりにくいため、歯や歯ぐきの隙間に
調味料や汚れが溜まりやすいのです。

◆汚れを溜めない生活習慣で口臭予防！

●タバコ、コーヒーを控える
●しっかり噛んで食べる、
●ガムを噛む、
●話す回数を増やす、
●鼻呼吸をする、
●こまめな水分補給
●味の濃いもの、甘いものを控え、食後に水を飲む

◆ケア製品で舌や歯の汚れをスッキリ落とす

●虫歯が無くても年に一度は口内のチェックをする
●舌磨き
●口臭ケア用品の活用
デンタルフィルターやタブレットなどの使用もオススメです。

タグ：口臭 口内 唾液