冷えは病気の入り口です。体を温める生活習慣に変えましょう。 [健康]

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冷えは病気の入り口です。
体を温める生活習慣に変えましょう


冷え性って何が原因?症状は?

この季節は冷え性の方にはとても辛い季節です。
ですが、今では一年中冷えから解放されることはありません。
特に夏など暑いから冷えるなんて・・と油断していませんか?
冷えの原因は、文明の発達によるものです。

つまり、戦後、便利な家庭製品の普及、
交通手段の発達などによって、生活習慣が変わったことが
原因だと考えられています。

たとえば、エアコンの普及によって、
必要以上に体を冷やしてしまう状況が作りだされました。

また、冷蔵庫の普及によって、
季節を問わず冷たい飲み物や食べ物が摂れるようになったため、
胃や腸はどんどん冷やされていく状態に。

さらに交通手段の発達によって、
必要最小限の距離しか歩かなくなり運動不足の人が増えました。

そのため、血行が悪くなり、
体温も必然的に下がっているのだと考えられます。

人間の体は、寒冷刺激を与えると体温を維持するために
「熱の産生」を高める能力をもっているはず。

しかし、私達はこうした状況の中で冷えに鈍感になり
ますます体温を下げる傾向にあります。

冷えの症状は、肩こり、下痢、そしてイライラといった
精神的な症状にまで至ります


中には、症状と冷えがどうつながるの?と
疑問に感じるかもしれませんが、
冷えはありとあらゆる病気の入り口になっているのです

なぜ、冷えが様々な病気を引き起こすのでしょうか?
冷えを感じている人の中には、
体温が34~35度台という人も少なくありません。

しかし、人間の体の中で、
様々な生命活動を維持している「酵素」が活発に働くためには、
36.5~37度の体温が必要です


「酵素」は体温が1度下がってしまうと反応速度が
半分に下がってしまいます。
つまり、低体温のままだと、
けがや病気を回復させる代謝や免疫力を保つ「酵素」の働きを
どんどん鈍くするという結果になります。

そのため、深刻な病気を引き起こしてしまう危険性も高まります。

冷えを改善するにはどうすればいいのでしょうか?

冷えの治療法としては、十分に温めること。
昔から温めることは痛みを和らげ患部を治すと言われてきましたが、
まさに温める治療によってほとんどの症状を緩和することが期待できます。

しかし、ねんざや関節炎など熱を持っている部分や細菌に感染して
化膿しているような炎症部分などは決して温めないでください。
ねんざや関節炎などは基礎体温を高くして冷えを改善する方法です


私達は日頃から、
エアコンの入っている部屋での生活が当たり前になっています。
さらに暑いの季節は汗がでるため、
冷たい飲み物をたくさん摂ってしまいます。
寒い季節には温かい飲み物や食べ物を取るようにしましょう。

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冷えを改善するためには、
入浴法で体温を上げる訓練
・自分の体温に対してプラス2~3度程度のお湯に入る。
(体温が36度の人は、風呂の温度は38~39度)

・約30分間、最低10分間は浸かるようにする
(熱くなって我慢できなくなってきたら水タオルで頭を冷やす)

使い捨てカイロで全身の血行を良くする
・カイロはお尻の上の仙骨あたりに貼る。
(お尻の上の仙骨あたりは、副交感神経の中枢があるところ。
ここを温めることによって副交感神経が活性化し毛細血管が開いて
全身の血行をよくする働きがあります。)

腹巻きで心と体を温める
・寝る時やオフィスの冷房がツライ時などに着用する
(胃や肝臓などの内臓が疲れている時には、
本人が意識しないうちに背中の筋肉がこっているものです。
腹巻きで背中を温めるとふわっと緊張が解けて驚くほどリラックスします。
また、大腸の調子も良くなります。

体を温める食べ物で冷えを改善
・体を温める食材の目安

(赤、黒、オレンジ色の食材)
赤ワイン、黒ビール、蕎麦、黒砂糖、チーズ

(寒い土地で取れる食材)
リンゴ、サクランボ、ブドウ、プルーン、鮭、タラ

(硬い、水分が少ないナトリウムが多い食材)
玄米、小豆、塩、味噌、肉、魚介、佃煮、漬物
高血圧などの持病がある方は塩味のものは必ず主治医に相談してください

冷えは病気の入り口と言われています。
普段の生活習慣を体を温める生活習慣に変えて
後で悔やまないために、
病気の入り口である冷えをしっかり改善していくことが大切です








タグ:冷え 冷え性
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