肥満と冷えは関節痛にも関係があります。 [健康]
肥満と冷えは関節痛にも関係があります。
寒い季節は関節痛に注意が必要です。
関節痛は、
骨と骨をつなぐ軟骨部分がすり減ることによって起こります。
すり減る原因は加齢によるものが多いのですが、
O脚、X脚や運動不足、肥満などが要因となることもあります。
年齢とは関係なく発症し、正座や階段での移動など
日常生活の中で痛みに悩まされている人も多いようです。
関節痛は体が冷えると痛みを感じやすくなります。
ますます寒くなるこれからの季節に向けて十分注意が必要です。
◆軟骨が摩擦することで骨と骨とがこすれ合う
骨と骨の連結部分である関節は、骨の先端にある軟骨によって
スムーズに動いています。
軟骨は弾力性に富んでいて、骨と骨との接続部分にかかる衝撃を
和らげる、クッション機能を果たす部分です。
これがないと骨同士が直接こすれ合い、
骨が削られるなどして痛みが生じてしますのです。
また、軟骨のクッション機能を支える「コンドロイチン硫酸」は
軟骨中に水分を貯蓄し、弾力性を保つ働きを持ちます。
しかしこの物質は加齢によって減少するため、
それと同時に軟骨の弾力性も低下してしまいます。
関節痛が発症し、ひどい場合は骨がトゲ状に削れて
歩行に生涯が出ることもあります。
◆加齢以外にもある軟骨がする減る原因
生活習慣や姿勢によるひざへの負担増加も
軟骨がする減る要因になります。
たとえば肥満。
人はただ歩くだけで、ひざに体重の3倍の負担がかかります。
つまり体重が2キロ増えると、膝への負担は6キロ増加します。
O脚・X脚や運動不足による脚の筋力低下も、
ひざへの負担を増加させ関節痛につながりやすいのです。
●ひざのツボ押し&マッサージの簡単ケア
関節痛ケアの中で、簡単にできるのが、
ひざのツボ押しとマッサージです。
膝蓋骨(ひざのお皿)の下の、中央よりやや外側にある
「とく鼻」というへこみは
関節痛に効くと言われているツボです。
ひざを曲げ、この部分を指先で強めに押して
マッサージするだけで関節痛対策になります。
また、椅子に腰かけ、痛みのあるひざが上になるよう
足を組んだら(ひざのお皿)の両脇を、
手でこするようにマッサージするのもオススメです。
両脇が熱くなったらやめ、ひざを冷やさないように
過ごしましょう。
●まるい運動と体操で間接まわりの筋肉を鍛える
関節まわりの筋力アップも、関節痛ケアに役立ちます。
激しい運動よりもむしろウォーキングなどを継続する方が
効果的です。ただし、クッション性の高い靴を選び、
ひざへの負担を軽減させることを忘れないことです。
●薬と食事で痛みを改善する
関節痛の薬を服用するのも、痛み緩和の重要なポイントです。
軟骨のクッションん機能を支えるコンドロイチン硫酸や
神経を正常化させるビタミンB群を含んだ内服薬を使用し、
体の内側から症状を改善させることが大切です。
とくに痛みが強い場合は、鎮痛作用のある塗り薬や
貼り薬を使用することもオススメです。
かまぼこ、アンコウ、ナンコツ、フカヒレなどの
食材もコンドロイチン硫酸が多く含まれているので
食事の際は積極的に摂るようにしましょう。
●膝の負担軽減&筋力アップ
関節痛の予防策は軟骨のすり減りを軽減することです。
それには大きく分けて2つのポイントがあります。
1つめは、生活の中でかかる関節の負担を軽減させること。
正座など足を折り曲げた座り方をしたり、
長時間立ち続けたりすると、関節に負担がかかります。
座るときはできるだけ椅子を使い、
仕事などで長時間立つ事が多い人はひざのツボ押しマッサージを
忘れずに行いましょう。
2つめはひざまわりの筋力を付け、適正な体重を保つ事です。
無理して新たなスポーツを始める必要はなく、
散歩やウォーキングなどの軽い運動で十分です。
継続することでひざ周りの筋力が鍛えられるので
ひざ機能の衰えを予防し、軟骨を守ることができます。
また、関節が冷えると痛みを感じやすくなります。
寒さが強まるこれからの季節はとくに
関節を冷やさないように注意が必要です。
肥満予防や冷え対策は日頃から気を付ける必要があります、
肥満も冷えも万病の元と言われるのです。
肥満はさらに病気の入り口でもありますし、
冷えは女性にとっては、
様々な病気を引き起こす要因にもなります。
普段から十分気を付ける必要があります。
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2012-12-05 17:22
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